2013年12月17日

北海道の埋蔵資源。

石炭や鉄鉱石の話でない。北海道各地のブランド力をあげるための、いまだ活用されていない〈資源〉ってなにがあるんだろうなあ。って話です。従来の「自然」や「食」以外のコンテンツがずいぶん多くなってきました。初音ミク、映画や漫画の舞台の聖地巡礼などのカルチャー資源や、自然をただ眺めるだけでなく体験させる活動などです。情報伝達手段が多様化するに従い、今はなにが当たるか、予測がつきにくい状況だと思います。だからこそ、今までにない〈資源〉を見つけることが重要だと感じます。いっせいにゆるキャラが増えたり、どの市町村もB級グルメに躍起になっていたりだけでない宝が眠っているんでないでしょうか?実はそんな中で私が考えている〈資源〉があるんです。ひとつは「インディーズミュージック」。北海道は多くの人気アーティストを生み出しているエリア。中島みゆき、松山千春の時代から、GLAY、ドリカム、怒髪天、サカナクションに至るまでコンスタントにトッププロを輩出しています。それは彼らを育んできた土壌が豊かなことの証し。実際、現在札幌をはじめ、道内で活動しているミュージシャンにはすばらしい方々がいっぱいいます。それらを道外、海外に広く知らしめて、北海道発音楽を観光産業等に活用していきたいものです。福岡にできるのですから北海道でできないはずはありません。
posted by genkey at 18:26| Comment(0) | コラム

流行?なのか。

お客様と打ち合わせしている場面で毎年毎年、耳に新しい言葉が登場する。
VMD、クロスMD、ミールソリューション、52週MD、コトPOP、ID-POSうんぬん。。。
一応こちらも商売上、それらの言葉の意味を調べ、内容を理解して、調子に乗って知ったかぶりで「これからはあいでーぽすの時代ですよっ」なんて言ってみたり。
そしてオモシロいことにそれらの言葉は、まるで流行語大賞のように、いっとき、やたら耳にするのに、ある時期を境に(新しい〈流行語〉が出現すると)あまり聞かれなくなるから不思議だ。VMDにせよ、クロスMDにせよ、今や当たり前に取り入れて然るべき手法で(ていうか、いろはのい)もちろん、それらが常識となって売場に反映されたので、その単語があまり聞かれなくなった。であるならいいのだ。残念ながら、それらを徹底して自分たちのものにすることなく、次の〈流行〉に手をかけている、というほうが圧倒的多数なのではないだろうか?コトPOPと大騒ぎしていた店舗に行ってもほんの少しの残滓があるだけ。とか。もちろん、コストや人的不足等の現実で難しい問題はあるとは思いますがこれじゃあ、時間とお金をかけて勉強した労力はいったいどこにいったんじゃ!と思うのです。「知識」を自分(企業)の体に染み込ませるにはどの仕事でも基本となる「PDC」の繰り返し。これしかないのでしょうね。
posted by genkey at 18:21| Comment(0) | コラム